飲む人必見!「お酒と上手に付き合う方法」
2019/08/23
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こんにちは。
アンチ減塩!管理栄養士ゆかりんです。
年末といえば、増えてくるのは忘年会ですね。
お酒を飲む席が増えてきますが、飲んだら楽しい気分になれる、というのは飲める人の特権。
飲む人も、飲めない人もお酒の席での上手な付き合い方のヒントを集めました。
お酒に強い人ほど、節度を持って!
お酒飲める人、飲めない人がいます。
飲めない人にとっては、アルコールではない飲料は、あくまでも水分補給という位置づけ。
飲めない人は、おなかが空いていたら、まず「食べたい」。
飲み会の席で早々にご飯ものを頼みたくなるのは、普通の感覚です。
飲める人は、このことを理解してあげると良いですね。
一方、飲める人は、飲んだら気分が良くなるため、ますます飲みたくなります。
普段からアルコールを飲んでいる人は、酔いにくくなるため注意が必要です。
お酒は飲めてもすぐ顔が赤くなる人、いますよね?
すぐ顔が赤くなる人は、アセトアルデヒドの分解処理能力が低いので、他の人のペースに巻き込まれないようにしましょう。
また、このような方にはアルコールを無理にすすめてはNGです。
アルコールは、飲んだら最終的にどうなるの?
摂取したアルコールは、最終的には二酸化炭素と水になって尿や汗、呼気から排出されます。
アルコールの主成分は「エタノール」。
別名「エチルアルコール」といいます。
エタノールは分子がとても小さく、体中の水分がある場所にいきわたります。
飲める人が、手先やつま先まで温かくなるのはこのためです。
アルコール分解の仕組み
摂取したアルコールの90%以上は、肝臓にあるアルコール脱水素酵素によって、アルコールから有毒のアセトアルデヒドを生成します。
アセトアルデヒドは、アルデヒド脱水素酵素によって毒性の低い酢酸に変えます。
酢酸はさらに、二酸化炭素と水に分解されて体外に排泄されます。
「飲めない人」は、有毒のアセトアルデヒドを酢酸に変えることができず、アルデヒド濃度が高いままなので、顔が赤くなったり、動悸などが生じます。
アルコールが代謝され、体外に排泄されるまで3時間以上かかる
飲んだら3時間は運転しない、と多くの方がご存知でしょうが、実はそれ以上時間がかかるのです。
体重60キロの平均的な日本人であれば、清酒2合で7時間。
ビール1本(500㎖)でも3時間かかります。純アルコール量が多いほど、時間はかかるのです。
しかもアルコールは飲んでから10分以内に作用が始まり、40~60分後にピークに達します。
適量を知っていても飲みすぎてしまうのは、低いアルコール濃度でも脳に影響し、自己制御がとけて幸福感が生まれ判断力が低下しまうからです。
飲みながら自己コントロールするのは、至難の業です。
そのため飲む前に「今日は2杯まで」と周囲に宣言し、何杯飲んだか把握して管理してもらいましょう。
二日酔いを防ぐ方法は、飲みすぎないこと
ウコンや、乳製品を摂る、健康食品など飲酒前に二日酔い防止や悪酔い防止の方法はたくさんありますが、実は根拠がはっきりしていません。
自分が使ってみた方法が、必ずしも他人に効果があるのは不確かです。
二日酔いを防ぐには、まず飲みすぎないこと。
飲みすぎは、アルコールの代謝にものすごくエネルギーを使うため、たくさん食べてしまうはめになります。
また、アルコール自体のエネルギーも高いので、飲みすぎには気をつけましょう!
お酒を飲めない方は、この記事を飲める人に見せて理解をしてもらうなど、ぜひ上手に使ってくださいね!
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