管理栄養士に言いたい「おいしくない病院食をつくらないで!」

      2018/02/26

The following two tabs change content below.
ゆかりん
アンチ減塩管理栄養士。 減塩をやめたら、人生も健康も豊かになれる!私は減塩をやめて、生理痛や偏頭痛が改善しました♪薬に頼らずに食事で健康改善。 実は、人見知りで口下手です(笑)好きな花はコスモス。
Pocket

こんにちは。
男性向け家庭料理専門家:三池ユカリです

私は、料理の先生ですが、管理栄養士でもあります。

料理教室の運営と、病院で管理栄養士をしています。

 

私から見た、世の中の病院管理栄養士のあり方について思うことを書いてみました。

 

 

管理栄養士への想い

 

私が管理栄養士になった理由のひとつが、「家族に一生、食事を楽しんでほしい」という想いがあります。

病院で勤務していても、「患者さんに楽しみになる食事を届けたい」その想いは変わりません。

私は、食事で人を幸せにしたいのです。

管理栄養士になったきっかけは、人それぞれあると思います。

「母が糖尿病だから」「亡くなった祖父にもっと食べさせてあげたかった」など、どこかしら食事で人を幸せにしたいという想いはあると思います。

 

「おいしくない‥」病院食の現実

病院の食事は「おいしくない」「味がしない」なんてマイナスイメージがつきもの。

 

病院食は、原価は1日数百円

 

調理法は1回で50~300人分が一度にできるような、大量調理の方法。

一食ににんじん5キロ、豚ロース肉300枚、など重くて量が多いです。

また、食事の提供時間は時間厳守、などと、制限がたくさんあります。

 

そうした中で、おいしい食事を提供するというのは、本当に難しいです。

 

おいしい病院食が出せるのは、管理栄養士の「おいしい食事を出したいと思う本気度」。

この本気度の度合いに尽きるかと思います。

それにプラスして、調理員さんなどの腕や、調理スタッフの人間関係があります。

 

人間関係の良好なところは、本当に食事がおいしいです。

 

病院食に限らず、色々な調理現場で調理に携わってきて、「おいしいな」と思うレストランは、スタッフの元気なところが多いと分かりました。

 

病院食の考え方

 

病院の食事は「治療のため」が一番の目的です。

食事療法を行えば、薬の効きも良くなり、回復力も早まります。

しかし、長期に入院するような病状、療養型のような病院の目的は、1番に「食事を楽しむこと」ではないかと思います。

 

入院すれば、病状にもよりますが病院の食事しか食べられないのです。

 

私たちはいつでも好きなものを好きなだけ食べらます。

自分基準で考えるのは、どうかと思います。

 

管理栄養士から見て、本当に患者さんの気持ちになれば、次のように感じると思います。

「患者さんの意見を食事に反映させたい」

「もっとレパートリー増やしたい」

「食事が楽しみになるメニューを立てたい」

 

もう、病院食をまずいと言わせない。おいしくて当たり前。

これから、そう思っていきたいです。

 

本気で仕事するために

 

管理栄養士で、食べる側の気持ちや立場を本気で考えられる人って、いったいどのくらいいるのでしょうか。

 

結局、自分たちの都合を優先しているのではないでしょうか。

もし自分が入院したら、といつも考えているのでしょうか。

 

知識や経験だけではなく、いかに相手の立場になって見るのか。

仕事なら、会社員でも事業主でも、変わらないことだと。

 

相手が患者さん、利用者さん、児童、生徒など、その先には人が必ずいるのですよね。

その人が本当に満足できるか、自分ではないことを勘違いしないでいただきたい。

 

管理栄養士は、誇り高い仕事であること

管理栄養士という仕事は誇りに思っているし、世の中に貢献できるって思っています。

自分でそう思い込めばよいのです。

そのくらいのバイタリティなければつとまりません。

 

「私なんか…」「知識ないので…」「経験ないので…」

となど、言い訳するのは、はっきり言っていい迷惑。

やめてしまえと言いたいです。

 

自分の価値を低く見積もっていると、結局迷惑かかるのは患者さんです。

そんな思いで仕事してほしくありません。

 

極論言えば、入院患者さまは食事だけが楽しみなのです。

管理栄養士が患者さんの楽しみの責任を担っているのです。

だから、楽しみになる食事を提供しなければいけない。

 

ふと、なぜ自分は管理栄養士になったのか?と振り返ることも必要。

 

原点回帰&相手の立場に立つこと。

ノウハウや知識、経験よりも大事なことだと私は思います。

世の中に、食事で幸せにできると自信持てる栄養士が増えるよう私は祈っています。

フォローミー

Pocket

 - プロフィール